会社設立の流れ その2

おはようございます。

今日は、昼から天気が荒れるそうです。
皆様お気をつけてください。

さて、前回は1.定款の作成2.定款の認証について、書きましたね。
今日は、残りの4つを説明したいと思います。

会社設立のおおまかな流れ ~定款作成から登記完了後まで~

1.定款の作成
2.定款の認証
3.資本金の払込み
4.登記申請時に提出する書類の作成
5.登記申請書の作成
6.登記完了後の各種手続き

※上記リストは、登記完了まで時系列で記載しております。

3.資本金の払込み

定款の認証が完了したら、次のステップは「資本金の払込み」になります。
当たり前ですが、この時点では会社の銀行口座がありませんので、
個人(発起人)の口座に資本金を入金します。
金額は、1円~で問題ありません。

振込みが完了したら、

①通帳のコピーをとる。

「誰がいくら入金したか」
「銀行名、支店名」
「預金種類」
「預金番号」
「口座名義人」
がわかる、箇所を印刷。

※ネットバンクを利用している方は、各銀行のサイト上で、
 上記の情報が記載されている箇所を印刷するのみでOK。

②「払込証明書」の作成

「払込証明書」とは、出資金についての払込を証明する書面です。(登記申請時に必要になります。)
通帳のコピーを、この「払込証明書」を表紙にしてホチキスで綴じ、各ページに割り印をします。

※「払込証明書」については、検索するとたくさんでてきますので、それらを参考にしてください。

③「資本金の額が会社法及び会社計算規則に従って計上されたことを証する書面」の作成

この書面は、会社が払い込みを受けた出資金が、法律に従って資本金に計上されていることを証明するものになります。
(登記申請時に必要になります。)

4.登記申請時に提出する書類の作成

登記申請書を作成する前に、申請時に必要な書面をまとめてみましょう。
※以下項目は、弊社が実際に用意したものです。

①定款
②印鑑証明書 (発起人の印鑑証明書)
③払込証明書
④資本金の額に計上に関する証明書
⑤就任承諾書 (定款に含めることもできますが、別に書面を用意することもできます。)
⑥発起人会議事録

上記の書面と登記申請書をセットで提出となります。

5.登記申請書の作成

登記申請書の作成については、正直インターネットで検索すると、
サンプルの申請書がでてきますので、そちらをご参考に。

申請書に記載する必要事項は以下になります。

・商号
・本店
・登記の事由
・登記すべき事項
・課税標準金額
・登録免除税
・添付書類(4.で書いた各書面を箇条書きに書きます。)

後は、申請人と住所を記載して、申請書の作成は完了します。

と、ここで「登記すべき事項」って・・?

弊社は、下記のURL(法務省)を参考に作成しました。
テキストで作って、CD-Rに焼いて提出となります。

参考URL:http://www.moj.go.jp/MINJI/MINJI50/0001.txt

ここまでくれば後は申請するのみです。次は登記完了後の手続きについて説明します。

6.登記申請書の作成

登記完了後(登記申請書を提出してから、約1週間後に登記完了となります。)は、
以下の公官庁へ、各種必要書類を提出します。

弊社の場合ですと、

税務署
都道府県税事務所
市町村役場

に、「法人設立届出書」というものを提出しました。
この届出書は、私たちは「インバースボス株式会社」を埼玉県新座市に設立しますので、
承認をお願いします。という書面になります。

登記完了後は、必ずやらなければいけないので、
皆様忘れずに提出してくださいね。


さて、どうでしたか?
細かいことは省略しましたが、会社設立の大まかな流れになります。
各種書類を準備するのは面倒ですが(手続きも面倒ですが)、意外と難しくありませんよ(笑)

もし、「会社設立したいんだけど、どうやるの?もっと詳しく知りたい!」という方がいましたら、
お気軽にご連絡くださいね!!

次回は、「銀行口座の開設について」説明させて頂きます。