銀行で法人口座を開設する 〜 三菱東京UFJ銀行の巻 〜

みなさん こんにちは。

さて、昨日(正確には本日の夜中)に予告したように、
大手4行のうちの三菱東京UFJ銀行の巻です。

やはり、大手4行の口座は欲しいですよね。
その中でこの三菱東京UFJ銀行を選んだのは、
一番大きな銀行であるために、今後の取引等で都合が良い
というのと
行員の印象が良いというのがありました。

ネットでの事前調査では開設には1週間ほどで出来るとありました。
(それを考えたらネット銀行ではなく実店舗のある銀行の方が早いかも)
持って行ったものは、登記簿謄本(履歴事項全部証明書)と印鑑証明書は当たり前。(免許証も)
他に、何があるか分からないので、HPはありますよ、というアピールのためパソコンも持っていきました。
それと会社案内のパンフレット。

まずは窓口の女性行員と話しました。
色々と話していくうちに、ちょっと口座開設は厳しいかも、、、という話になりました。
理由は、登記したばかりで「会社としての実態がない」ということでした。
昨今の振り込め詐欺等で悪用されるケースがあるため、実態が無いと難しいと。

そういわれて、こちらもおめおめと引き下がるわけには行きません。
どうしても口座開設をしたい、しなきゃいけない理由があるわけです(Apple)。
粘っていると、今度は課長さん直々に対応してくれることになりました。

課長さん曰く、
「悪用されるケースがあるので、実態が無いと厳しい」
「当行は他行に比べて審査が厳しいのです・・・」
といった具合にすごく丁寧に親身に話してくれました。
今後銀行さんとお付き合いしていく中でこういった親身な対応というのはポイントです。
(やはりUFJ銀行に来て良かった。)

でもやはり私としては粘ります。引き下がれません。
「どういった資料、書類が必要ですか?」等々、色々話して得た助言は、
課長さん曰く
「上の人間を説得するための書類が必要。」←要はアピールポイントですね。
「前職がIT系で、今回もIT系なので、前職のIT系の会社に勤めていたことが分かる書類(給与明細、名刺など)があると良いです」

なるほど。
ということで、前職の給与明細書、名刺などを用意しました。

あとはアピールする書類です。
ここで私が新卒で入社した金融会社での経験が生かされてきます(笑)
どういった書類があると審査を通しやすくなるか。
どういった書類だと実態を証明することになるか。
考えました。

口座開設前までに、いくつかの会社とNDA(機密保持契約)を結んでいたのでその契約書。
アプリ開発を依頼して、その開発費の一部を支払っていたのでそのときの振り込み書。
Appleでの法人申請に必要なDUNSナンバー(東京商工リサーチ)も取得していたのでその書類。
ドメインを.JPだけでなく、co.jp、.comも取得済みだったのでそれを証明するためネットから印刷。
その他、少しでもアピール出来るなと思ったものは全部。

後日、といっても次の日ですが、再度銀行に行きました。
アピールする書類など全てお渡ししします。(その場でコピーを取り返却してくれます)
後は審査に進むことになります。

営業日で約7日ぐらいしてから、窓口で対応してくれた女性行員から、
審査が通ったとの電話がありました。
後日、登記簿謄本、印鑑証明書、銀行印を持って来てください、となりました。
(原本をコピーした後は返却してくれます)

口座開設当日は、スムーズに進みました。
いくつかの書類に記入、押印をし、晴れて口座開設とあいなりました。

いや〜かなり嬉しかったです。
三菱東京UFJ銀行の口座があるというのはかなり大きいです。
それだけでも設立間もない会社としてはメリットがあります。

これで三菱東京UFJ銀行の巻は終わりです。

ですが、最初に厳しいかもと言われていたため、開設出来るまでの2週間ほどに何もしなかったわけではありません。
課長さんも、
「当行で、というのは嬉しいのですが、やはり厳しいというのがあり、また法人口座をどうしてもとお考えであれば、他の銀行さんにも行っていただいて、、、」
「出金、入金などで実態があると分かってから当行へお越し頂くという方法もあります」
とおっしゃってました。
ですので、三菱東京UFJ銀行がダメでも、どうしても法人口座が必要だったため他の銀行に。
三菱東京UFJ銀行さんが言っていた、「ウチは他の銀行さんより審査が厳しい」という言葉は、
つまりは、他の銀行は三菱東京UFJ銀行より審査が緩い(適当というわけではありませんよ)ということ。

ということで、地元の銀行を考えて、武蔵野銀行に行くことになりました。
次は、地銀武蔵野銀行の巻です。